NISAとは何か【2026年版】
非課税の仕組み・始め方・おすすめ証券会社
「NISAって得らしいけど、正直よくわからない」——4年前の私がまさにそう思ってた。非課税って言葉は聞いてたけど、具体的にいくら得するのかが掴めなくて、口座開設を3ヶ月くらい先延ばしにしてた。実際に始めてみて後悔したのは「もっと早く始めなかったこと」だけ。このページでは、NISAの仕組みから証券会社の選び方まで、難しい言葉を使わずに全部まとめた。
NISAとは「投資の利益を非課税にする国の制度」
通常、株や投資信託で得た利益には約20%の税金がかかる。1万円の利益があれば、手元に残るのは8,000円。これがNISA口座なら税金ゼロ、1万円丸ごと手元に残る。
これだけ。シンプルに言えばそれだけなんだけど、長期で積み立てるとこの差がかなり大きくなる。
NISAはやらないと純粋に損。ただ「非課税 = 安全な投資」ではない。損することもある制度なので、そこだけ混同しないようにしてほしい。
2024年から「新NISA」に変わって何が変わったか
2024年から制度が大幅に拡充された。主な変更点をざっくりまとめると:
- 年間の非課税投資上限が最大360万円に(旧制度は40万〜120万円)
- 非課税で持ち続けられる期間が無期限に(旧制度は最長20年)
- 生涯に使える非課税枠が1,800万円まで
- 売却した分の枠が翌年以降に復活する
「旧NISAで積立してたけど今どうなの?」という人へ: 旧NISAはそのまま新NISAと別枠で管理されていて、自動的に移管はされない。新NISAは2024年以降に新たに始まる話なので混同しなくてOK。
つみたて投資枠 vs 成長投資枠の違い
新NISAには2種類の枠がある。これを「2つの口座を開く」と勘違いしている人が多いけど、実際は同じ口座の中に2つのルールがあるイメージ。
| 項目 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
|---|---|---|
| 年間投資上限 | 120万円 | 240万円 |
| 買える商品 | ◎ 金融庁認定の長期積立向けファンドのみ | △ 株・ETF・幅広いファンド |
| 買い方 | 定期積立のみ | スポット購入もOK |
| 初心者向き | ◎ 迷わない | △ 知識が必要 |
| 損するリスク | ○ 低コスト商品限定 | △ 高リスク商品もある |
| おすすめの人 | 投資初心者・とりあえず始めたい人 | 個別株・ETFも触りたい人 |
私のケースを正直に言うと、つみたて投資枠しか使っていない時期が最初の2年間続いた。それでも全然問題なかった。成長投資枠は「余裕が出てきたら個別株を」という感じで後から追加した。
最初はつみたて投資枠だけで十分。月5万円以下で積立メインなら、成長枠を意識する必要はまずない。
NISAのよくある誤解4つ——私もやらかした
そんなことはない。株価が下がれば普通に損する。「非課税」は利益への税金がゼロという話で、「損しない保証」では全くない。最初これを勘違いして、NISAを定期預金と混同している人を何人も見てきた。
NISA口座の損失は、特定口座・一般口座の利益と損益通算できない。通常なら「A株+10万、B株-5万 → 課税対象5万円」となるが、NISAではこれが使えない。NISAで高リスク株を買って損したのに節税もできなかった、という経験者を複数人知っている。
新NISAでは売却した翌年に投資枠が復活する。旧NISAではできなかったこれが、2024年からの大きな変更点。「一度売ったら終わり」と思って、含み益がある株を売れずにいた人は要確認。
積立の対象ファンド・クレカ積立のポイント還元率・アプリの使いやすさが証券会社によってかなり違う。私が最初に開いた口座では、楽天証券に移ってから気づいたポイント還元が一切なかった。口座開設は原則1年1口座制なので最初の選択が大事。
積立シミュレーション:月3万円でも20年でこうなる
「積立投資ってほんとに増えるの?」——始める前の私が一番知りたかったやつ。年率5%(S&P500の長期平均の保守的な見積もり)で計算するとこうなる。
月3万円を20年積み立てた場合(年率5%想定・NISA非課税)
720万円投資して、1,233万円になる計算。513万円の"税金ゼロ"の利益。通常口座なら約103万円が税金として引かれるところ、NISAならそのまま手元に残る。
月5万円なら20年で元本1,200万→運用後2,055万(+855万)。月10万円なら元本2,400万→4,110万(+1,710万)。入れる金額が増えるほど、差は雪だるま式に大きくなっていく。
これはシミュレーション。年率5%は過去のS&P500の平均に近い数字だけど、将来を保証するものではない。下がる年も当然ある。ただし「20年間毎月積み立て続ける」という条件では、歴史的に見てプラスになっていない期間はほとんどなかった。
何を買えばいいか——みくの実際の選択
「NISAで何を買えばいいかわからない」は、始める前に一番詰まるポイントだと思う。私の答えを先に言うと:
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)一択で4年間継続中。「世界全体に分散したい」人はeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)でも全く問題ない。どちらも信託報酬(手数料)が年0.1%以下でほぼ最安水準。
最初は「S&P500だけで大丈夫?分散できてないんじゃ?」と不安だった。でも調べるうちに、S&P500には500社の大企業が入っていて、それ自体がかなり分散されているとわかった。Apple・Amazonだけじゃなく、コカコーラ・J&Jのような生活必需品企業も含まれている。
選ぶときに確認すること
- 信託報酬(年率): 0.2%以下が目安。これが高い商品は長期で不利
- 純資産総額: 100億円以上あると安心(小さすぎると繰上償還リスクがある)
- インデックスかアクティブか: 初心者にはインデックスを強くすすめる。長期では9割のアクティブファンドがインデックスに負けているというデータがある
「個別株でNISA成長投資枠を使いたい」という人へ: これはやっている。ただし最初の1〜2年は積立で感覚を掴んでからの方がいい。個別株は企業研究に時間がかかるし値動きも激しい。最初からそこに突っ込んでNISA枠を使い切ると、後悔するリスクが高い。
NISAを使ってみた声——よく来る質問に答える
Instagramで届く質問と、みくの答えをそのまま。
NISA口座の始め方(5ステップ)
実際にやった手順をそのまま書く。難しいことは何もない。
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1証券会社を選んで公式サイトから申込むスマホかPCで5〜10分で完了する。名前・住所・マイナンバーを入力。「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでおくと確定申告が不要になる(これがほぼ全員のおすすめ選択肢)。
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2本人確認書類をアップロードマイナンバーカードの表裏をカメラで撮影してアップロード。運転免許証でも可。楽天証券はアプリ内で完結できて早い。マネックスは書類提出後5〜7日程度で審査完了のメールが届いた。
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3税務署のNISA審査を待つ(1〜4週間)1人1口座のルールがあるため、税務署が他の証券会社にNISA口座を持っていないか確認する。この間は通常の特定口座での取引はできる。急ぐなら楽天やSBIが比較的早い印象。
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4入金して積立設定を行う銀行口座から証券口座に入金。楽天証券の場合は「積立注文」タブから銘柄を検索→金額を入力→引き落とし日を設定で完了。楽天カード決済を選ぶとポイントがつく(設定画面で「クレジットカード」を選択)。
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5あとは放置で積み立て続ける設定したら毎月自動で購入される。週1回くらいアプリで残高確認するのはいいけど、毎日確認して一喜一憂するのはNG。下がったときに売らない、が長期積立で一番大事なルール。
証券会社比較——どこで開くかで年間数万円変わる
3社を実際に使い比べた上での正直な評価。
| 証券会社 | つみたて枠 対応銘柄数 |
クレカ積立 ポイント還元 |
アプリ 操作性 |
米国株の 充実度 |
この人に おすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| 楽天証券 みくイチオシ |
◎ 240本以上 |
◎ 楽天カード0.5〜1% |
◎ 初心者に優しい |
○ 4,000銘柄 |
楽天ユーザー・初心者 |
| マネックス証券 | ○ 220本以上 |
○ マネックスカード1.1% |
△ 上級者向け |
◎ 分析ツール充実 |
米国株を深く分析したい人 |
| DMM株 | △ 限定的 |
× なし |
◎ シンプル |
○ 主要銘柄あり |
国内株を手数料ゼロで売買したい人 |
よくある質問

NISAで後悔したのは「もっと早く始めなかったこと」の一点だけ。口座開設は無料で、最初に積み立てる金額は月1,000円でいい。迷っている時間の方がもったいない。まずは器だけ作って、設定して放置——それだけで投資が勝手に進む仕組みができる。
本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。情報の正確性を保証するものではなく、将来の投資成果を約束するものではありません。記事内に広告を含みます。
📚 本記事の参考文献・出典
本記事で引用したデータの一次ソース一覧です。情報の最終確認日も併記しています。