株式投資の始め方【2026年版】
「興味はあるけど何から始めればいいかわからない」——投資を始める前の私も全く同じで、証券口座という言葉すら胸がざわつく対象でした。このページでは株式投資の基礎から口座開設・最初の1株まで、私が22歳から6年かけて積み上げてきた実体験を時系列で順番に書いていきます。
そもそも株式投資って何?
株式投資とは、企業が発行する「株」を買って、その企業の成長から利益を得ること。株を持つ=その会社の「一部オーナー」になることです。
初めてAppleの株を1株買った夜のことはよく覚えていて、数字上の持ち分は0.000000001%にも満たないのに「私、Appleのオーナーなんだ」と妙にそわそわしました。株価が上がれば売却益が出るし、業績が良ければ配当という形で利益の一部が口座に振り込まれる。逆に業績が悪化すれば株価が下がって損が出る——頭ではわかっていても、最初に赤字を見たときは胸がざわつきました。
「リスクがあるから怖い」とよく言われますが、私は銀行預金しか持っていなかった新卒時代のほうが、実は不安の正体がわからなくてしんどかったです。物価が毎年2〜3%上がっていく中で、0.001%の利息では実質的にお金が目減りしていく——この感覚に腑に落ちたとき、やっと動き出せた気がします(出典: 金融庁)。
株・ETF・投資信託 — 何が違うの?
「株式投資」と一言でいっても、実際には3種類の選択肢があります。初心者が最初に迷うポイントなので、比較表で整理します。
トヨタ・Appleなど1社の株
特定の企業に集中投資。当たれば大きいが外れると損失も大きい。知識・情報収集が必要。
数十〜数千銘柄をまとめて買う
S&P500など指数に連動。1株から買えて手数料が安い。株式市場でリアルタイムに売買できる。
100円から積立できる
NISAのつみたて枠に最適。自動積立・少額購入が可能。ETFより信託報酬がやや高い場合も。
| 比較項目 | 個別株 | ETF | 投資信託 |
|---|---|---|---|
| 分散効果 | △ 低い | ◎ 高い | ◎ 高い |
| 手数料 | ○ 安い | ◎ 最安 | ○ やや高め |
| 少額投資 | △ 数千円〜 | ○ 1万円〜 | ◎ 100円〜 |
| NISA積立対応 | △ 不可 | ○ 成長枠のみ | ◎ つみたて枠対応 |
| 難易度 | △ 高い | ○ 中 | ◎ 低い |
| 初心者おすすめ度 | △ 上級者向け | ◎ バランス良 | ◎ 積立入門に最適 |
私は最初に個別株を買って派手に失敗しました。某半導体メーカーを「これは上がる」と思い込んで15万円投入した翌月、決算ミスのニュースを通勤電車で見た瞬間に血の気が引いたのを覚えています。株価は30%下落、損失は約4.5万円。「なんで自分が選んだ会社の決算が悪いんだ」という理不尽な怒りと動揺がしばらく抜けませんでした。今振り返ると、初心者は個別株より先にETFや投資信託で値動きに慣れるほうが精神的にも正解だった気がします(出典: 投信協会)。
月3万円を投資するとどうなる?
「投資しないとどれくらい損するの?」と友達に聞かれるたびに、私はこのグラフを一緒に見てもらうようにしています。月3万円を20年間、「現金保管」「銀行預金(年利0.1%)」「インデックス投資(年利5%想定)」に分けた場合の比較で、数字を自分の目で追うとやっと腑に落ちる感覚があります(出典: 金融庁 / JPX)。
銀行に20年預けてもたった10万円しか増えないのに、インデックス投資だと+513万円の差が生まれます。「リスクがあるから」と投資を避けること自体が、機会損失というリスクを取っています。
初心者が最初にやること5ステップ
口座開設から最初の1株購入まで、私が遠回りしてきた経験から「この順番だと迷わなかった」と思えるステップを時系列で整理しました。順番が崩れると手戻りが増えて、私自身も最初は何度かやり直して動揺しました。
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1
投資の目的と期間を決める
「老後資金を作りたい(20〜30年)」「5年後の住宅資金(5年)」など、目的と期間によって選ぶ商品が変わってきます。短期でお金が必要なら株式投資より貯金が正解で、長期なら積立投資が有効です。私は最初にここを決めずに始めてしまって、途中で方針がブレて損を出したときは「なんで最初に決めなかったんだろう」と自分に苛立ちました。
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2
口座の種類を選ぶ(NISA vs 特定口座)
長期積立が目的ならNISA口座(つみたて投資枠)が合っていて、年間120万円まで非課税で積み立てられます(出典: 金融庁)。特定口座は「源泉徴収あり」を選ぶのが精神的に楽で、「なし」を選ぶと翌年に確定申告が必要になる——これを知らなかった知人が3月に書類を抱えて焦っていたのを見て、「自分もあのとき調べていなかったら同じ目に遭っていたな」と胸がざわつきました。
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3
証券会社を選んで口座開設する
私が実際に使って初心者に合いやすいと感じたのは楽天証券・マネックス証券・DMM株の3社です(後述)。申し込みはオンラインで完結して、本人確認書類(マイナンバーカードか免許証)を用意すれば最短1〜3営業日で開設できます。私の楽天証券のケースでは、書類アップロードから口座番号通知まで4営業日かかって、「思ったより早いな」と少し安堵しました。
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4
入金する(まず1〜3万円から)
口座開設後は銀行振込またはリアルタイム入金で証券口座にお金を移します。最初は「なくなっても後悔しない金額」から始めるのが精神的にちょうどよくて、私は3万円を入金した日、画面に残高が反映された瞬間にも少し胸がざわつきました。値動きに慣れてから少しずつ増やしていくのが、結局いちばん続けられる方法だと思っています。
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5
最初の1銘柄を積立設定する
最初の1本にはインデックスファンド(私はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選びました。銘柄の決定は自己責任でお願いします)をNISA積立で購入するのが気持ちとして始めやすかったです。楽天証券なら「NISA」→「つみたて投資枠」→「銘柄を探す」→「eMAXIS」で検索→「積立設定」の4画面で完了して、月額・引落日を設定したら毎月自動で積み立てられる——設定を押した瞬間、ようやく肩の力が抜けたのを覚えています。
「完璧なタイミングを待つ」——これは私自身がハマった、初心者がやりがちな失敗パターンです。2022年末、「もう少し下がったら買おう」と待ち続けているうちに相場がするする上がっていき、結局10%高い価格で買う羽目になって動揺しました。タイミングを読もうとせず「毎月自動積立」に設定してしまうのが、長期的には気持ちの面でも合理的な選択だと腑に落ちています。
初心者がよくやる3つの失敗
ここからは私が実際にやらかした失敗と、周りの投資仲間と飲みながら共有してきた「あのときの動揺」をまとめていきます。
個別株から始めて一発退場
「この会社は絶対上がる」と思い込んで集中投資したら、決算ミスで-30%を食らい、画面を見た瞬間に血の気が引きました。個別株は業界知識や財務分析が必要で、初心者が最初に手を出すには難易度が高すぎると身をもって学びました。最初の1年はインデックスファンドのみと決めていれば、防げた損失だったと今も後悔が残っています。
含み損に耐えられずパニック売り
積立で買ったETFが-15%になった日の夜、「これ以上下がったらどうしよう」と胸がざわつきっぱなしで、朝起きた瞬間にパニック売りしました。その後1年で元値を回復して最高値を更新——あのときの動揺を思い出すたびに恥ずかしくなります。長期投資では含み損は「一時的な状態」で、売らなくていい生活費(6ヶ月分の現金)を確保してから投資を始めると、値動きを見ても気持ちが落ち着きやすいです。
口座設定のミスで確定申告が必要に
開設時の「特定口座:源泉徴収あり/なし」を何も考えずに「なし」にしたせいで、翌年の確定申告で利益を自分で計算・申告する手間が発生して、3月の休日が全部つぶれたときは正直ぐったりしました。「源泉徴収あり」なら証券会社が自動で納税してくれるので、初心者のうちは「あり」で開設しておくと気持ちが楽だと思います。
みくへの相談(よくある質問)
Instagramに寄せられた初心者からの相談に、私が実際に体験してきたことを思い出しながら回答していきます。
初心者におすすめの証券会社3社
ここからは、私が実際に開設して使ってきた中で、初心者が最初に開く口座として合いやすいと感じた3社を紹介します。どこが絶対正解ということではなく、自分の生活圏や使い方で選んでもらえたらと思います。
iSPEEDアプリを最初に開いた夜、NISA積立の設定が「つみたて」タブ→銘柄検索→金額入力の3画面で終わったときは、正直「これだけでいいの?」と拍子抜けしました。楽天ポイントで投信が買えるのも、毎月のコンビニ代が積立に回っているような感覚があって、使ってみて初めて腑に落ちます。ただ、開設後に「マーケットスピード2をダウンロードしてください」という案内が来て、スマホ派の私は一瞬戸惑いました。iSPEEDだけで必要な機能は使えるとわかるまでの30分が地味にざわついたので、事前に知っておいてもらえると安心できると思います。
楽天証券で口座開設(無料)マネックス証券で一番気に入っているのは、銘柄分析ツール「マネックス銘柄スカウター」が無料で使えるところです。財務諸表・アナリスト予想・株価モメンタムまで一画面で見られて、初めて開いた日は情報量に圧倒されつつ、「ここまで無料で出してくれるんだ」と少し感動しました。ただPCブラウザ専用なので、スマホアプリでは使えない点は事前に知っておくと戸惑いません。夜間取引もできますが、スプレッドが昼間より広くなるので私は指値で入るようにしていて、過去に一度成行で入って思ったより不利な価格で約定した日に動揺したのが教訓になっています。
マネックス証券で口座開設(無料)米国株の取引手数料が0円というのは私の口座でも実際にそうで、コスト面ではかなり助かっています。マイナンバーカードを持って申し込みをしたら当日中に口座番号通知が届き、翌日には取引画面にログインできて少し安堵しました(楽天のときは4営業日かかりました)。ただ、開設後にハガキが届くまで一部機能が制限される仕様があって、これがアプリ内に明記されておらず「なぜ注文が通らないんだ」と20分画面の前で戸惑ったのを覚えています。ハガキは5日程度で届くので、余裕を持って待つつもりでいると気持ちが楽です。
DMM 株で口座開設(無料)みくが実際に読んだ入門書
「口座を開いたけど次は何で勉強すればいい?」と相談されるたびに、最初の1〜2冊で投資に対する考え方がぐっと固まった自分の体験を思い出します。ここでは、私が実際に読んで腑に落ちた本だけを厳選して紹介します。
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よくある質問
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株式投資の始め方は難しく考えすぎず「NISA口座を開けて月1万円の積立をセットする」だけでも十分なスタートです。完璧なタイミングを待つより始めることの方が大事——6年間で何度も痛感した教訓です。迷ったら楽天証券かDMM株を開けて、まず1円でも投資してみてください。
本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。情報の正確性・完全性を保証するものではなく、将来の投資成果を約束するものではありません。当サイトは広告を掲載しています。
📚 本記事の参考文献・出典
本記事で引用したデータの一次ソース一覧です。情報の最終確認日も併記しています。
私が投資を始めたのは22歳のときで、友人から「銀行に預けっぱなしって損してるよ」と言われた帰り道、地下鉄の中でずっと胸がざわざわしていたのを覚えています。最初は「元本割れするのが嫌だ」という気持ちが先に立って、つみたてNISAで月5,000円から恐る恐る始めました。今振り返ると、もっと早く・もっと多く始めればよかったというのが本音です——時間が一番大事な資産なので(出典: 金融庁)。