米国株の始め方【2026年版】
「米国株、興味はあるけど何から始めればいいかわからない」——正直、6年前の私もそうでした。ドル転の仕方すら知らなくて、口座開設してから最初の注文まで2週間近くかかった記憶があります。このページでは、実際に楽天証券・マネックス証券・DMM株を使い比べてきた私が、米国株の始め方とおすすめ証券会社を本音で解説します。
このページで分かること
- なぜ「わざわざ」米国株なのか——6年使った私の3つの理由
- 米国株で増やす2つの道——値上がり益と配当の違い
- 過去どれくらい増えてきたか(S&P500の実績・出典つき/将来を約束するものではありません)
- 為替で損しないために——円安で得した年・損した気がした年の話
- 楽天・マネックス・DMM株を実際に使い比べた結論
なぜ私が「日本株より米国株」を軸にしたか — 6年使って腹落ちした3つの理由
最初に正直なところを言うと、私も「日本に住んでるのに、なんでわざわざ米国株?」と思っていました。ドル転の意味すら知らなかった人間です。それでも6年続けて軸を米国に置いているのは、次の3つが自分の中で腹落ちしたからです(あくまで私の選択で、推奨ではありません)。
1. 世界の主役企業に株主として参加できる。 私が毎日使っているiPhone(アップル)、仕事で触るマイクロソフトやGoogle、AIのエヌビディア——生活と仕事で実感している会社にそのまま投資できるのは、納得感が違いました。
2. 「連続増配」という文化がある。 何十年も配当を増やし続ける会社が珍しくなく、「持っているだけで毎年もらえる額が育つ」設計は、ズボラな私の性格に合っていました。
3. 1社に賭けなくていい。 S&P500のような指数なら、米国の主要500社にまとめて分散できる。1社の決算で一喜一憂しなくていいのは、夜眠れるという意味で大きいです。
逆に向かない人も正直に書きます。「毎日チャートを見てデイトレードしたい」人には、時差(取引は日本の深夜〜早朝)が大きな壁です。私もリアルタイムの値動きはほぼ見ずに、長期で持つ前提に割り切っています。
米国株で増やす「2つの道」 — 値上がり益と配当を地図にする
「米国株で増える」と言っても、増え方は大きく2つです。最初にこの地図を頭に入れておくと、自分がどっちを狙っているのかがはっきりします。
① 値上がり益(買った値段より高く売れる差)
成長企業の株価が上がることで増える道。私はエヌビディアでこの「上がるときの面白さ」も「下がるときの心拍数」も両方味わいました。大きく増える可能性がある反面、値動きが激しい。
② 配当(持っているだけで定期的にもらえる)
企業が利益の一部を株主に配るお金。配当ETFを持っていて、権利日のあとに「何もしてないのに入金通知」が来たときの拍子抜けするような嬉しさは、値上がり益とは別の安心感でした。
過去の実績として、米国の代表的な株価指数S&P500は、超長期(数十年)で見れば配当込みで年率10%前後という平均が知られています(出典: S&P Dow Jones Indices の長期データ等)。ただし——
どちらの道を、どんな比率で組むか——たとえば「成長株7:配当3」のような配分の考え方は 配当株 vs 成長株、どっちがいい? に、指数ETFの選び方(VOO/VTI/QQQ等)は S&P500の投資方法 や ETFとは何か にまとめています。このページは「2つの道がある」という全体像までです。
為替リスクとどう付き合うか — 円安で得した年・損した気がした年
米国株でいちばん相談されるのが「為替が怖い」です。米国株は「株価」と「為替(ドル円)」の2つが同時に動くので、ここを分けて考えると不安が整理できます。
たとえばドル建ての株価が少し下がっても、円安が進めば円に換算したときの評価額は救われることがあります。逆に、株価が上がっても円高に振れると、円ベースの利益は削られる。私は184回の売買のなかで、円安で含み益がかさ増しされて気が大きくなった年も、円高で評価額が削られて「あれ、増えてないぞ」と感じた年も、両方経験しました。
では対策は何か。私の結論はシンプルで、為替を当てにいかないこと。具体的には「一度に全額をドルに換えない(時間を分ける)」「為替の予想で売買のタイミングを決めない」「生活費と分けた余剰資金で長期保有する」の3つです。為替の先読みは私には無理だと6年で学んだので、当てるのをやめて、時間で分散する側に振り切っています。
米国株におすすめの証券会社 TOP3【2026年版】
※ 2026-04-08時点の情報。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
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1楽天証券 楽天経済圏・初心者
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2マネックス証券 米国株の決算取引・分析重視の人米国株手数料: 0.495% クレカ積立: マネックスカード1.1%還元 特徴: 夜間取引対応・銘柄スクリーナー
時間外取引対応・銘柄スクリーナー「マネックス銘柄スカウター」が優秀
マネックス証券で口座開設(無料)みくのコメント銘柄スカウターはPCブラウザ専用で、スマホアプリには同等の機能がない。これを知らずにスマホで「どこにある?」と10分近く探したことがある。決算後の夜間取引も使えるが、スプレッドが昼間より若干広くなるので指値推奨。成行だと思ったより不利な価格で約定することがあった。
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3DMM 株 手数料を抑えたい・手軽に始めたい人米国株手数料: 無料 取引ツール: シンプルなスマホアプリ 最短口座開設: 即日(マイナンバーカード)
米国株の取引手数料が完全無料。スプレッド制で分かりやすい
DMM 株で口座開設(無料)みくのコメントDMM株は米国株の手数料が0円で、最初に試すにはハードルが低いと思う。ただ正直なところ、取扱銘柄数は楽天より少なくて、マイナーな銘柄だと見つからないことがあった。アプリはシンプルで迷わないけど、チャートの描画が若干もっさりする場面がある。口座開設はマイナンバーカードがあれば当日中に完了して、翌日には取引できた。
米国株の始め方【2026年版】口座開設から最初の注文まで
米国株を始めるステップは大きく4つ。①証券口座を開く、②円をドルに換える(または円貨決済を選ぶ)、③銘柄を検索して注文する、④配当・税金の扱いを把握する——これだけです。思ったより難しくない。
ただし、最初にやらかしがちなのが「円貨決済と外貨決済の違いをわからないまま注文する」こと。私は楽天証券で初めてS&P500連動ETF(VOO)を買おうとしたとき、為替コストの差に気づかず円貨決済で約定させてしまいました。スプレッドが外貨決済より広いので、頻繁に売買するなら外貨決済口座を別途開設するのが正直おすすめ。楽天証券の場合は「外貨建MMF」タブから外貨口座を有効化する操作が必要で、最初それがどこにあるかわからず15分くらい画面をさまよいました。
審査期間は証券会社によって差があり、私の経験では楽天証券が最短3営業日、マネックスは本人確認書類をアップロードして5営業日ほどで開設完了のメールが来た印象です。
向かない人も正直に言うと、「毎日チャートを見てデイトレードしたい」という方には米国株は時差の壁が大きいです。NYSE・NASDAQの通常取引時間は日本時間の深夜〜早朝なので、リアルタイム感は薄い。
楽天証券で米国株を買う——積立・NISA連携のしやすさが光る
個人的には、最初の1社として楽天証券を選んだことは後悔していません。スマホアプリ「iSPEED」でのUI導線が比較的わかりやすく、米国株は下部ナビの「株式」→「米国株式」→銘柄検索の順で辿れます。ティッカーシンボル(「AAPL」など)で検索するのが最速。
楽天ポイントで米国株の投資信託を積み立てられる点は他社にない強みで、月に1,000ポイント前後が自動的に運用に回っている感覚はじわじわ得した気分になります。ただし、ポイント付与タイミングはキャンペーン内容によって変わり、私が新規キャンペーンに申し込んだときは翌々月の15日頃まで反映されませんでした。「すぐ使える」と思っていると拍子抜けするかもしれません。
正直なところ、米国個別株のスクリーニング機能はマネックスと比べてやや物足りない印象。銘柄数は約4,700銘柄と豊富なのですが、財務指標でのフィルタリングがマネックスほど細かくないため、個別株を本格的に掘り下げたい人には少し物足りないかもしれません。NISA×積立インデックスがメインの人には◎、個別株ガチ勢には△といった評価です。
マネックス証券の米国株——銘柄分析ツールの深さは本物
マネックス証券を使い始めたきっかけは「銘柄スカウター米国株」の評判を聞いたから。実際に触ってみると、個別銘柄ページで「10年間の売上高推移グラフ」「セグメント別収益比率」「アナリスト予想との乖離率」が一画面にまとまっていて、他社アプリとは情報密度がまるで違う。楽天のiSPEEDでは別タブに飛ばないと見られない情報が、マネックスのPC画面では縦スクロールだけで確認できます。
時間外取引(プレ・アフターマーケット)に対応している点も見逃せません。私はAppleの決算発表後にアフター市場で動きを確認したくて、マネックスのアプリから「時間外」にチェックを入れて板を見た経験があります。楽天では同じタイミングで注文画面に「時間外取引不可」と表示されて悔しかった記憶が。
デメリットは、為替手数料(1ドルあたり25銭)が楽天の約定時スプレッドと大きく変わらないこと、そしてポイント還元の仕組みが楽天より地味なこと。コツコツ積み立てながらポイントも稼ぎたい人より、「しっかり銘柄を調べて個別株に投資したい」人向けのサービスだと思っています。これは好みによりますが、分析ツールの充実度だけで選ぶならマネックスが頭一つ抜けています。
DMM株の米国株——手数料0円の破壊力と注意点
DMM株の最大の特徴は米国株取引手数料が実質無料(0円)であること。これは正直なところ、最初に聞いたとき「どこかで回収されるのでは?」と疑っていました。実際に使ってみると、収益源は為替スプレッド(1ドルあたり25銭前後)で、売買頻度が低い長期ホールド派にとっては十分コスト競争力があります。
アプリのUIは若干クセがある印象で、米国株の注文画面は「国内株」「米国株」のタブ切替が最初わかりづらく、私は最初の1週間ほど「どこから注文するんだ……」と画面を行き来しました。慣れてしまえば問題ないのですが、楽天やマネックスと並行使用していると「あれ、このアプリどこだっけ」となりがち。
一方で取扱銘柄数が約2,600銘柄と3社の中では少なめで、マイナーなETFや小型株を狙っていると「DMM株にはない」ケースに当たることがあります。私が探していたセクターETFが1本だけDMM株では取り扱いなくて、結局マネックスで買った経験があります。コスト最優先でS&P500系ETFやメジャーな個別株(GAFAM等)を買うには十分ですが、幅広い銘柄を手がけたい人にはやや物足りないかもしれません。
3社を実際に使い比べた結論——あなたのタイプ別おすすめ
6年間で3つの証券会社を実際に稼働させてきた経験から、タイプ別にまとめます。
【積立NISAと米国ETFをまとめて管理したい】→ 楽天証券。楽天ポイントとの連携、楽天カード積立との相性が良く、1アプリで完結しやすい。ただし前述の通り、ポイント付与ラグに注意。
【個別株を自分で調べて投資したい】→ マネックス証券。銘柄スカウター米国株は無料で使えるのに機能が本格的で、決算資料を読む前にここで財務サマリーを確認するのが私の習慣になっています。
【とにかくコストを抑えてメジャー銘柄を買いたい】→ DMM株。手数料0円の恩恵は売買回数が増えるほど大きくなりますが、銘柄数の制約は把握した上で使うのが吉。
個人的には、最初の1社は楽天証券で始め、個別株に本腰を入れたタイミングでマネックスを追加する流れが無理なくてよかったと感じています。DMM株は「手数料0円」に惹かれて3社目として開設しましたが、用途が絞られるため最初の1社としては少し判断が難しいかもしれません。
安くなるまで待ちすぎて買い時を逃す——これが私の長年の悩みですが、口座だけは早めに開いておくと、いざ「買いたい」と思ったときに動けます。審査期間があるので、興味が出たタイミングで手続きだけ進めておくのは損のない行動だと思っています。
スペック比較表
← 左右にスクロールできます →みくが実際に読んだ投資本
「口座を開いたけど次は何で勉強すればいい?」とよく聞かれます。最初の1〜2冊で考え方が固まるので、私が実際に読んでよかった本だけ厳選しました。
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3社を使い比べた結論は「最初の1社は楽天、深掘りしたくなったらマネックス」が私の正直な感想。DMM株の手数料0円は魅力的ですが、銘柄数の制約は把握しておきたい。どの口座も開設無料なので、まず動いてみることが一番の近道だと思っています。
よくある質問
本ページの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。情報の正確性を保証するものではなく、将来の投資成果を約束するものではありません。記事内に広告を含みます。
本記事の参考文献・出典
本記事で引用したデータの一次ソース一覧です。情報の最終確認日も併記しています。
iSPEEDアプリでNISA積立を設定するとき、「積立注文」メニューへの辿り着き方が最初わかりにくくて5分ほど探した。楽天カード積立の上限変更は証券アプリ側だけでなく楽天カードのマイページを経由する操作が一部必要で、最初ここで詰まった。楽天経済圏をすでに使っているなら連携のお得感は本物だと思う。