オルカン vs S&P500 — 結局どっちが儲かる?
6年保有者のみくが正直に答える
▶ 結論(1行)
「長期ならS&P500が有利、不安を感じるなら全世界。でも私は6年間S&P500一択で満足している。」
詳細は下で解説するけど、「米国の成長を信じられるか」が選択の分岐点。どちらも積み立てて放置するのが正解で、頻繁に切り替えるのが一番まずい。
そもそも何が違う?30秒で理解する
どちらも「株のつめあわせパック」を買う投資信託で、1本で分散できる。大きな違いは「どの国の株を買うか」だけ。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)= 通称オルカン
約50ヶ国・3,000社以上の株を一気買いするイメージ。米国が約6割を占め、残りが日本・欧州・新興国など。「世界経済全体に乗っかる」戦略。信託報酬は年0.05775%(業界最安水準)。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)= 通称S&P500
米国の代表企業500社に集中投資。アップル・マイクロソフト・エヌビディアなど、世界を席巻するテック企業が上位を占める。信託報酬は年0.09372%。コストはオルカンの方が低いので注意。
つまり、オルカンはS&P500を含む。でも米国比率を薄めている分、米国が爆上がりした局面ではS&P500の方が伸びる。
過去5年のリターン比較(2021→2026年)
※参考値(円換算・分配金再投資ベース・実際の数値とは異なります)
2022年はどちらも下落(米国利上げ局面)。2023〜2025年のS&P500の回復幅がオルカンを大きく上回っているのがポイント。この差は、米国テックの一強状態が続いたことによるもの。今後もこの傾向が続くかどうかは誰にもわからない。
あなたはどちら向き?3つの質問で決まる
YES → S&P500。NO / わからない → 次へ
YES → S&P500でOK。NO / 不安 → 次へ
→ オルカン。地域分散されているので精神的にラク。
「S&P500もオルカンも両方買う」という人もいるが、正直なところオルカンの約6割は米国株なので、両方持つと米国への重複投資になる。迷うなら1本に絞る方が管理しやすい。
6年間持ち続けたみくの実体験
みく
IT系Webデザイナー・米国株歴6年
私がNISA口座で最初に買ったのはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)だった。2020年初頭に積立を始めて、最初の数ヶ月は含み損で「やっぱり投資なんて」と思ったのを覚えている。でもその後のコロナ後回復で評価額が一気に伸びて、「放置が正義」を体感した。
オルカンを試したのは2022年。「米国一極集中が怖い」というSNSの声に影響されて、楽天証券のiSPEEDを開いて積立設定を変更した。変更方法は「積立注文」→「設定済み一覧」→対象ファンドの「変更」ボタン、という導線で、最初5分くらい迷ったけど見つけられた。
2023〜2024年にかけてS&P500の方が明らかにパフォーマンスが良く、「やっぱりS&P500に戻そう」と思って再変更した。この切り替えを2回やった結果、切り替えのたびに少し機会ロスが発生していたことに気づいた。最初に決めたものを変えないのが一番いいというのが6年間の結論。
現在は楽天証券でS&P500を月5万円(楽天カード積立)を継続。評価額は累計元本の約2.1倍になっている(2026年4月時点)。円安の恩恵も含まれているので純粋な運用益ではないが、積立放置の力を実感している。
項目別 徹底比較表(◎/○/△)
| 比較項目 | S&P500 | オルカン | この人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 過去リターン (5年・円換算) |
◎ 約+155% | ○ 約+120% | 過去実績重視の人にはS&P500 |
| 分散度 | △ 米国1ヵ国集中 | ◎ 50ヵ国以上 | リスク分散重視の人はオルカン |
| 信託報酬 | ○ 0.09372% | ◎ 0.05775% | コスト最重視ならオルカン |
| 精神的安定感 | △ 米国暴落時にダメージ大 | ◎ 世界分散で揺れにくい | メンタル不安な人はオルカン |
| 積立継続のしやすさ | ◎ どこでも購入可 | ◎ どこでも購入可 | どちらも同等 |
| 新興国成長の恩恵 | △ 含まれない | ○ 含まれる(約10%) | 将来の新興国成長に期待する人はオルカン |
| みくのおすすめ | ← これを選んだ(6年継続) | 入門の1本目にも良い | — |
⚠️ 重要:「どっちが正解」はない
過去のリターンが将来を保証するわけではありません。米国の優位性が今後も続く保証はなく、どちらを選んでも「長期・積立・放置」が最も大切です。本ページの情報は投資助言ではありません。
楽天カード積立でポイント還元あり・みくが使っている口座
読者との対話Q&A
よくある質問
どちらも楽天証券のNISA口座で始められる
オルカン・S&P500どちらも、楽天証券のNISA口座(つみたて投資枠)で100円から積立可能。楽天カード決済にすれば積立額の最大0.5%がポイント還元される。
口座開設は無料で、マイナンバーカードがあれば最短3〜5日で取引開始できる(私は5営業日かかった)。
※ 審査完了後に積立設定が可能になります
免責事項
本ページの情報は投資助言・推奨を目的としたものではありません。過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。掲載情報(信託報酬・スペック等)は執筆時点のものであり、変更されている場合があります。最新情報は各運用会社の公式サイトをご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。
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📚 本記事の参考文献・出典
本記事で引用したデータの一次ソース一覧です。情報の最終確認日も併記しています。